東麻布 魚ゆ

今日もセキペディアと営業。
奴は魚が好きだと言う。
魚が好きで回転寿し屋で働いていたんだと。
新潟の回転寿しじゃ、さぞかし良い物喰ってたんだろう。
でも漁師に昔聞いたら「美味い物は全部築地に行っちゃうから、俺等は美味い物喰ってないよ。」と言ってた。
その通りなのだろう。
確かに都内の魚屋はどこも美味い。
飲むなら魚三と魚亀。
昼飯なら魚力と魚ゆだ。
特に魚ゆは秀でている。
今日は美味い魚を喰わせてやろう！
今の所連れて来られた奴は皆ハマる。
気仙沼出身のバーチーでさえ、こんな美味い刺身は初めてだと言っていた。
赤羽橋駅なんか無い頃から昼は常に満席。
昼しかやってないが。
しかも月火木金の１１時から１３時半まで。
値段も高いので８５０円。
今日は着く前から寒ブリ刺しが有る事を切に願っていた。
店に着くと本日のお勧めに寒ブリとまぐろのお刺身の文字が！
期待に胸を膨らませ入店。
店内奇跡のガラガラ。
店員が来た。
寒ブリ！と言おうとした時に「本日終わってしまった物が寒ブリです。」
ガビ〜ン〜。
志し半ばにして夢断たれる。
店員が「でも今日のまぐろは中トロですよ。」と小声で。
うんと言うしか無いだろうよ。
商売上手だな〜。
ここから暫く待ち。
頼んでも直ぐに来ない。
何故なら頼まれてから捌くからだ。
来たっ！
お〜！素晴らしい！
見事な中トロだ！
おかわり自由の米なので、今日も確実に３杯だな。
もっと喰いたいのでイカ明太も追加。
醤油を入れてわさびを溶いで一切れ頂く。
美味い！
口の中で溶ける。
脂が乗っているのでわさびが全く効かない。
セキペディアもご満悦の様だ。
常に米喰いの俺だがここは更に進む。
刺身定食は基本酢飯じゃないと駄目なのだが、ここだけは別。
レベルが違う。
付け合わせ程度に付いている帆立とタコも格別。
ここで米２杯目終了〜。
ここからは店員を呼ぶのが恥ずかしい３杯目に。
半分を残った刺身で喰い、最後の半分はイカ明太で。
これ相変わらずの美味しさ。
さすがのセキペディアもおかわり。
大根のつまも紫蘇も完食。
正社員への道、第一次試験合格！