麻布十番 中華つけ麺大王

電車で麻布十番へ。
最近このパターンも増えて来た。
でも家が白金高輪駅なので営業に来るのが勿体ない気がする。
基本直行も直帰もしない。
仕事の効率が悪くなるから。
必ず１回会社に先に行く。
多分家の隣りが客でもそうなるだろう。
いつも思うのだが、都営浅草線の浅草橋駅と都営大江戸線の麻布十番駅の客層が違い過ぎる。
浅草橋駅は爺さん婆さんしか居ない。
麻布十番駅は金持ちの匂いがする。
多分俺の偏見だが。
そんなセレブの街で商談後に昼飯屋を探す。
何か味の濃い物喰いたいな〜。
鳥居坂まで来て思い出した。
昔から中華屋有ったな。
３５年はスルーしている。
着いてみたらつけ麺大王。
俺がガキの頃は中華と言えばつけ麺大王かどさん子だった。
小学生時代に東京が台風の目に入る時が一回有った。
窓等を板で打ち付けたのは憶えている。
大嵐から台風の目に入ると晴天になり、また再び大嵐になった。
次の朝近所に有ったつけ麺大王の前を通ると、巨大なつけ麺大王の看板が落ちていた。
その当時ノストラダムスの大予言の「１９９９年７月空から大王が降って来る。」と言う世界の終末の予言が有った。
小学校で皆に「空から大王が降って来た！」と、触れ回ったもんだ。
それにしても店舗減ったよな〜。
多分フランチャイズ制の独立採算っぽいよな。
店に入るとこの辺の現場の人達だらけ。
セレブ感ゼロ。おっさんのみ。
俺はいつも新店で頼む肉野菜炒めを。
ホールのおばさんが厨房に注文すると「何言ってるか聞こえないんだよ！」と。
俺好きだな〜。
爺さんの勢力が半端無い店は。
カウンターなので爺さんの鍋捌きが丸見え。
凄い早さで鍋を振りあっと言う間に出来上がり。
皿に盛りつけ首をひねる。
また鍋に戻して何か調味料を入れた。
何か忘れてたな。
そしてメインが到着！
ホール「カウンターさんにライスお願いします！」
厨房「だから何言ってるか聞こえないんだよ！」
良いぞ良いぞ。喧嘩しろ。
よく飲食店でネチネチ系の店員をいびっている奴が居るが、こういう後を引かない怒声は好きだ。特に爺さんの。
全部揃ったので頂きま〜す！
美味っ！
さすがこの地で長年やってるだけある。
最後の足した調味料がポイントだな。
結構日曜日は家族で麻布十番に来るんで、この店お勧めだな。
毎日でもこの味系の中華は食べたい。って日曜休みかよ。