雷門 馬賊

最近の月曜は落ち着かん。
いつもは金曜に全てを終わらせて休日に突入していたのだが、今ではままならん。
段取りの全てをやり尽しているのだが、それでも上手く行かない。
それなのでプライベートの段取りは大嫌いだ。
家族旅行なんて予約する気にもならない。
出掛けるのも思いつきだ。
元々時間にルーズな人間なのでプライベートはダレダレになる。
今週の土日はダレダレだった。
かみさんと２人の娘が居ないので息子と共にダレダレ。
２日間ともダレダレ。
息子と家の斜め前の幼馴染みの家族と共にモンハンに勤しむ。
お陰で月曜日はリフレッシュ。
土日かみさんが居ない家なんて、男やもめの適当な食事。
コンビニにサイゼリア。
腹が一杯になるだけの思い出に残らない食事。
もうそのストレスが全開！
美味いもん喰いたい。
しかも麺だ。
今日も昼に浅草の奥の部材屋に物を取りに。
セキペディアも連れて。
こいつは事有るごとに、汁無し麺や油そばの話をする。
でも自分が有る事は良い事だ。
どんだけ良い物喰って来たが分からんが、俺が最高峰の担々麺を喰わせてやるぜ！
浅草の帰りに蔵前で商談。
終了時間は１１時５５分。
破壊王橋本真也が生きていたなら「時は来た！只それだけだ！」と言っているだろう。
馬賊直行。
いつも通りほぼ満席。
座る前にばばあの耳元で「坦々つけ大盛り２つ！」と。
親父がバッッチンバッチン麺を打ち始める。
これが美味いのよ。
コシも有るけど歯応えと良い喉越しと良い、こんな美味いもんは無い。
手打ちラーメンは切れ目が無いので、喰えそうな分だけつけ汁に。
そこから吸い出して啜る。
ここは本当に美味い。
俺はラーメンもつけ麺も毎日は喰えない。
でもここのは毎日でも良い。
出来れば１日２食喰いたい。
何だろうこの中毒性。
今日も汁まで全部飲んでしまった。
坦々麺至上主義のセキペディアに聞くと「美味いっすね〜。」
当たり障り無い返事。
駄目だったかな？
翌日の夕方にセキペディアから「また馬賊の坦々つけ麺喰いたいっすね。あそこのは中毒性が有りますね。」
シメシメ。
次の日に来たか。
かなり遅い北斗神拳だ。
良い２４歳。
自分が有る。
取りあえず入社試験合格！