神田東松下町 「」（無銘）

俺が最近行きたいと思っていた店に来てみた。
神田のラーメン屋。
その名は「」（無銘）
名前が無い。
その名は！と言う振りが出来ない。
いつもラーメン屋を決める時は見た目のインパクトのみ。
何系のラーメンかも調べないで行くのが常。
今日はスーパーイーグルさんと来てみた。
まぁいつもの金曜日の光景だ。
場所は大体分かった。
車で向かってみる。
店の前には客は居ない。
店内に３名待ち。
食券を買う。
ラーメンとつけ麺の二種の様。
熟成練り醤油ラーメンと四種の魚のつけ麺。
俺は熟成と言う言葉に弱い。
腐る前が一番喰い物は美味いと信じ込んでいる。
以前腐ったなめたけを喰って、不味くて死にそうになったが。
明日から休みだからガッツリ喰っておこう。
練り醤油の大盛りに味玉付けて肉飯も！
スーパーイーグルさんが買ったのと同じ物を買ってみた。
量が分からないがやや多めかな？
それにしてももの凄い丁寧な店主。
「お待たせしました！ごゆっくりどうぞ！」
「ありがとうございました！」
「食器をご丁寧にありがとうございます！」
でも全然こっちを見ていない。
対人恐怖症か？
ただ忙しいだけだろう。
そして出て来た！
見た目は塩ラーメン。
でもこの熟成練り醤油がやらかしてくれた。
最初にスープを。
薄い。上品に薄い。勿論美味い。
ベジポタ塩ラーメンって感じかな？
味もまさにポタージュスープ。
麺をほじくり出してみた。
黄色い卵麺。
中太よりやや太い。
これもまた美味い。
もう少し少なめで出したらOLにウケそうだ。
そしてお待ちかねの熟成練り醤油を溶いてみた。
店にも書いてあったが「塩味」から「醤油味」、「洋風」から「和風」、「薄口」から「濃厚」
全く別の物に。
急に男っぽい食べ物になったぞ。
さっきまで「こんな薄いスープでキャベツが喰えるか！」と思っていたが実に美味く喰える。
チャーシューもバラ肉で厚みが有り美味い。
味玉も同じく！
そこで肉めしも登場。
先ずは一口。
先程のチャーシューが細切れになり葱と共にタレがかけられている。
これを一口喰いながらスープを飲む。
こりゃ素晴らしいね。
スープまで完飲してしまった。
まぁ次から次へと新しい味のラーメン屋が出来る。
日本の食への技術の進歩は凄いな〜。
俺は今日も量を見極められずに夜の１１時でも腹が減らない。
まさにマジックランチ。
俺のいつまでたっても満腹まで飯を喰ってしまうこらえ性の無さ。
進歩無いな〜〜〜！