NO RICE NO LIFE

フランス料理、パスタ、スイーツ、一切無し!
女性リピーター率ゼロの飯ブログです。

2015年7月6日月曜日

日本橋蠣殻町 寿司幸

今夜はenufikihさんと会食。
人形町に良い寿司屋が有ると。
何でも、あの馬喰町の有名人の紐問屋のMさんの同級生が握っているんだそうだ。
何が有名だと言うと、五反田のSM倶楽部に赤い紐を卸しているのだ。
昔質問された事が有った。
「何でSMには赤い紐使うか分からりやすか?旦那?」
「分かりません。」と答えると、持っていた赤い紐を自分の腕に置き「肌色に映えるんですぜ!旦那!」と言われて納得した。
そんな江戸弁べらんめぇ口調の有名人。
住んでいるのが馬喰町なので人形町の重盛も同級生らしい。
そんなMさんに勧められて以前enufikihさんが来て美味しかったそうだ。
場所は人形町駅から少し歩いた、知る人ぞ知る場所だ。
店に入る。
「あっ!こんばんわ!」とenufikihさんが板さんに挨拶される。
大人だな〜。
俺も御贔屓の寿司や欲しいわ〜。
カウンターに座り「適当にお願いします。」と。
俺も言ってみたいわ〜。
最初は瓶ビールで乾杯。
生では駄目だな。
やはり瓶だ。
お互い注ぎ合う。
昔テレビで見ていた光景だ。
歳とったな〜。
先ずはげそタレが出て来た。
先ず最初に俺の好物が来た!
一口。
美味い。
タレがサラッとしていて、いかもボイル後に軽く炙っていて香ばしさも広がる。
幸先良いんじゃない?
ここからお造り。
こんな喰い方してみたかった。
あ〜どれも美味い。
帆立の炙りがまた秀逸だ。
帆立は刺身以外あまり食べないが、この食べ方良いね〜。
ここから握りのオンパレード。
いかから来た。
江戸前寿司なので醤油は既に付けてある。
俺はこの喰い方が好きだ。
う〜〜ん。感慨深い味。
お次は鯵。
これも美味い。
無駄に身が引き締まってない方が俺が好きな鯵だ。
そして鮪の赤身と漬け。
赤身でも口の中で溶ける。
赤貝と小鰭。
赤貝は金が無いのでいつも築地でひもだけ買う。
ひもは勿論美味いのだが、出来れば身を喰いたい。
今日は願いが叶った。
美味いわ〜赤貝。
貝類で一番好きだわ。
そして小鰭。
小鰭はその店の〆方が良く分かる。
小鰭の上に小さくてひっくり返した小鰭が有る。
これが何とも言えない口の中での舌触り。
こう言う所で職人の技術が出る。
カニと北寄貝も来た。
カニは勿論美味い。
俺は北寄貝をそんなに美味いと思った事が無い。
食感の問題だ。
でもここのは違った。
裏返しにして包丁を細かく入れてある。
これが今回一番驚いた美味さだった。
雲丹はレベルが違う。
煮帆立も素晴らしい味。
帆立の喰い方はこれが最強だな。
貝が口で溶ける。
穴子も素晴らしい蒸しと焼き。
板さんに聞いたら、築地に朝買いに行ってるんだそうだ。
人形町だと自転車でも10分で行ける最高の立地だ。
朝飯何喰うか聞いたら、中栄か豊ちゃんか吉野家一号店だそうだ。
朝自分の足でやっちゃ場に行き、自分の目の利いた物を自分の包丁捌きで喰わせる。
俺もやってみたいな〜。
ちなみにここの米は黒酢で〆てある。
これまた素晴らしい味。
途中から日本酒にシフトしたが、酒と寿司は本当に合う。
こんなに飲ませて喰わせてもらってenufikihさんのおごり。
何とも有り難い!
今後週1でお誘い下さい。

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