浜松町 秋田屋

今日も柔術に行く時間が無さそうなので、飲みでストレス解消。
ストレスは感じてないがストレス解消だ。
美味いもん喰いたい。
ボブに打診。
行きたいと。
俺が誘えばおごってくれると思ってやがる。
ではおごってやろう。
会社を出て所持金を聞く。
「大丈夫です。有りませんで。」
詳しく聞いたら５００円しか持って無かった。
うちの息子だって、ポケットに５００円位入ってんぞ！
浅草線で大門に。
出たら直ぐの秋田屋に。
閉店まで後１時間。
俺が子供の頃は沖仲仕で溢れていたこの店も、表の立ち飲み場に女だけのグループも居る。
その時代なら沖仲仕に連れ去られてんぞ。
俺等は１階の２人掛けテーブルに。
生を注文。
俺は今日どうしてもひずなまが喰いたかった。
正月のお節でなますは出る。
もの凄く薄くスライスした鮭の脳天の酢の物。
人参と大根の細切りが入っている。
でもここのは違う。
まさかのぶつ切り。
ボブに喰わせてみた。
美味さに驚いている。
そうだろそうだろ。
でも２０代で酢の物が美味いって珍しいわ。
そして煮込みも。
ここの煮込みは俺の大好物。
余計な野菜等が全く入ってない。
実にシンプル。
一口食べたら一味で辛さ調整。
一人一本限定のたたきももう無いと。
にらのおひたしも終わったと。
もう喰うもん無いじゃんか。
その時ボブがくさやを喰ってみたいと。
お前チャレンジャーだな〜。
注文すると既に店内は異臭騒ぎ。
鼻と口の間にうんこ付いてんじゃないかと思う臭さ。
でもこれを口にすると美味い不思議な物。
出て来た。
生前の姿は原形をとどめてないから分からんが、青むろあじかな？
先ず俺が一欠片。
美味い！
臭美味い！
久し振りに喰ったがこりゃ美味いや。
さすが竹芝桟橋のお膝元！
八丈島と新島の特産品だ。
ボブは完全にくさやにハマったらしい。
酒飲みに来てなますとくさや喰ってたら、女なんか出来んよ。
秋田屋はまた今度早い時間に来る事にしよう！
次行こう次！
どこにしようかな〜？