神田和泉町 トーキョーパラダイス

いつもの様に昼に。
飯を誘うとスーパーイーグルさんと甘えん坊将軍。
ヤバい。
カレー至上主義の２人だ。
しかもトーキョーパラダイス至上主義者だ。
１階に降りて策を練る。
トーキョーパラダイスと言う返事が。
全く驚かない。
むしろ歓迎する。
場所はほぼ秋葉原。
１２月だと言うのにまだまだ温かい。
店に着くと、表４人待ち。
クゥ〜！タイミング悪〜い！
表で待ちながら中を覗く。
結構配膳されて無いな〜。
あっ！４人席で１人で喰っている奴が！
俺の内心をチャネリングしてやろう。
あっ！こっち向いた！
俺等は腹空かして待ってんだぞ感をアピール。
無言の恫喝のお陰で喰い終わったら直ぐに退散した。
席に着く俺等。
今日は決めている。
ポークとチキンのハーフだ。
ハーフだけど中盛りで。
実はこの店には普通盛りと大盛りしか無い。
胃のキャパシティが子犬並のソプラノが考案した量。
パイオニア戦士だ。
待つ事２分。
来た！
相変わらずインパクト満載の盛り。
東西ベルリンの壁か、南北３８度線。
もしくはイスラエル西海岸地区の分離壁だ。
おい！ポークとチキン。
何がきっかけで仲違いしたんだよ。と言いたくなる盛り。
先ずは中辛のポークから。
あ〜〜美味い！
全然辛くない！
そして今日のポークはとろける柔らかさ。
この風貌の親父さんが作っていると思えない洗練されたスパイス。
そしてチキンはやや辛い。
でも全然大丈夫だし、旨味が半端無い。
素晴らしく好みの辛さだ。
これを少しずつ米を喰いながら減らして行く。
最終的にはベルリンの壁崩壊だ。
この頃には既にルーが少ない。
ルーがこぼれて混ざる事も無い。
この近隣で一番美味いカレーだ。
こんな人がどんな美味い料理を作るのか喰ってみたい。
昔、夜営業は予約制で全く違う飯を出すと聞いたので、話してみた。
今はもうやってないんだと。
あ〜仕事でも飯でも、思い立った時にやらねば後悔する。
後悔したままは一番喰いが残る。
夜営業をやめたトーキョーパラダイスが一番心残り。
無念！